ミラノ近郊の宿泊ホテルからなら会場へは地下鉄かタクシーで行くのがおすすめです。
会場に着くとまず入場券(1日23ユーロ、6日間では58ユーロ)を購入し、会場の地図を入手します。
地図を見るとその会場のスケールに圧倒されます。家具好きの人にはたまらない場所ですね。
12個もの会場でなるサローネは、イタリア家具メーカー約1000社以上、他国の家具メーカー約260社、イタリアの小物のメーカー約160社以上、他国の小物メーカー30社前後と他には類を見ないスケールの大きな展示会場です。
大きな会場になるので、敷地内では巡回バスで走っているほどです。
この会場を6日間で1400社以上見てまわり各メーカーと交渉しなければなりません。考えただけで気が遠くなりますよね。
そのため会場の、いたる所にあるBARでちょっと休憩をします。
BAR(バールと読みます)で売っている生ハムとチーズが入ったサンドウィッチがすごーく美味しいのでお勧めですよ。
でも休憩しながらでも展示してある、家具や小物が気になります(笑)
これら家具以外にも照明やキッチンの展示会場や、オフィス家具やバスルームなども展示されています。
それと、あまり知られていませんがサローネの会場だけではなく、ミラノ近郊でも同時期に家具フェアーを開催している家具店や雑貨のお店も沢山あるので時間があるときは、こちらも要チェックです。
さて、各メーカーと交渉し契約した家具類はイタリアの現地生産工場よりコンテナーにて出荷されます。
20フィート、40フィートとコンテナーの大きさがありますが、注文数に応じてそれぞれのコンテナーに積み込まれ、船で日本に輸出されます。
注文から3〜4カ月後日本に到着し、通関を経てアピタスへ商品が届きます。
このように現地から直接仕入れ(直輸入)するため、バイヤー、商社、問屋、など通していないので中間マージンをカットして一般の流通よりお安くお客様にアピタスの商品は販売することができるのです。
イタリアだけでなく毎年9月にスペインはバレンシアで”国際家具見本市フェリア バレンシア"も開催されるのでこちらにも仕入れに行くことがあります。サローネほどのスケールではないのでやはりメインはイタリアになりますね。
バレンシアでは9月ということもあって暑さの面でも大変です。
また、国際家具見本市は他にもロシアのモスクワ、ドイツのケルン、中国の上海やアメリカのニューヨーク、日本では東京で開催されていますよ。
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