インテリアのデザインにも影響を与えた様式にはクラシック(古典)やヌーボー(新しい)といった様々なスタイルがありますね。
生活用品からファッション、建築やインテリアの世界まで影響を与えています。
デザイン様式には時代背景と深く結び付いたイメージを持っています。
難しく考えてしまいがちですが、日本でも天に垂直に伸びるイメージのゴシック様式は教会に多く、重厚で彫刻の多いジャコビアン様式は国会や裁判所に多く用いられています。
ほかには、豪華で華麗なスタイルのルイ様式は社交場に多く使われ親しまれています。
私たちの身近にもこうした様式の家具が沢山あります。なかでもロココ期の様式は良く目にすることがあります。
結婚式場やホテルなどに使われる家具などは誰もが一度は目にした事がある様式でしょう。
ロココ期にもさまざまな様式がありますが、中でも私の好の大好きなルイ15世様式。18世紀においてバロック期の様式に続いてフランスで成熟された様式になります。
バロック様式に比べ、曲線を多用し柔らかな感覚をもったものに仕上げ、
より女性的なデザインでつくられた中でも代表的なものが、ルイ15世様式です。
アピタスで取り扱っているクラシック家具でも多く見られますが、直線や直角をできるだけ使わずに、複雑な曲線によってデザインされ、椅子の脚は猫脚と呼ばれるS字カーブの柔らかなデザインで仕上げられました。
こうした家具を貴族たちが社交の場(サロン)で使われていました。
サロンセットなどは、こうした社交の場で使われていた椅子になります。
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