ヨーロッパ輸入家具と天然木家具の専門店 アピタス

2020年08月24日

スツールの種類や使い方についてご紹介!!

まだまだ暑い日が続いておりますが、お盆も明けてもうすぐ9月になろうとしています。

今年の残暑は厳しいようですが、夏の疲れがそろそろ出る頃です。

皆さま、くれぐれも体調管理には気をつけて下さい。



本日はスツールについてまとめてみました。

スツールとは、基本的に一人用の背もたれや肘置きが無い椅子の事を指します。

来客があった時などは補助椅子として使ったり、玄関に置いて靴を履く時に腰を掛けたり

ドレッサー用の椅子にしたりと様々なシーンで活躍してくれます。

コンパクトで使い勝手の良いスツールは、お家にいくつかあるととっても便利ですよ。








スツールの歴史は古く、何世紀もの昔は一般家庭の椅子として日常的に使われていました。

逆に背もたれやアームが付いた椅子は、王様や貴族、あるいは特権階級の人間だけが

座ることができる権力の象徴でもあったようです。




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スツールには沢山の種類がありますが、いざ選ぶとなった時には迷うものです。

選び方のポイントは、ご自宅のインテリアテイストに合わせて選ぶことです。

これからインテリアを計画する方は、ナチュラル、モダン、クラシックなどお部屋の方向性を決め、

それに合ったスツールを選びましょう。

使いやすさで選ぶのは大事ですが、お家全体の雰囲気に合わせて選ぶのが重要なポイント。




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次に用途を考えます。どこでどのように使うかも重要なポイントになります。

座面がフラットなタイプは、上にものを置く事ができるのでお花を飾る為の花台にしたり、

グラスやカップなどをちょっと置く為のサイドテーブルとして使ったりと座る以外の用途にも使えます。

脚が短く、高さが無いフットスツールと呼ばれているタイプは、ソファや椅子に座った時の足置きとして使います。

また、マンションなど玄関に段差が無い場合は、ブーツや靴を履く時に腰をかけて履いて頂けます。




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最近人気のあるタイプは収納機能が付いたスツールです。

ユニークな見た目でインパクトのあるデザインが特徴のトランク型のスツールは、

本物のトランクのように蓋が開いて、実際に物を入れることができます。

インテリアのアクセントとしても存在感たっぷりですね。




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スツールは小家具であり、おしゃれなインテリアといった位置づけです。

飾るようにさり気なく置くだけでも素敵ですが、実用性を兼ね備えているので

生活の中で使用する頻度も高く、アイデア次第で様々な使い方ができます。

お気に入りのおしゃれなスツールを取り入れて毎日の暮らしを豊かに楽しくしていきましょう。






















posted by アピタス at 14:50 | Comment(0) | ◇輸入家具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月29日

家具に使われる木材について・・・

今年の梅雨は長く、雨も多かったですね。

こちら関西地方はいよいよ明日あたり梅雨が明ける予報となっております。

梅雨が明けると夏本番の暑さがやってきますが、皆さまくれぐれも熱中症にはお気を付け下さい。

本日は『家具に使われている木材』についてまとめてみました。

世界中には、家具やインテリアに使用されている木材がメジャーなものから

希少なものまで多数ございます。

木の種類を大きく分けると、針葉樹と広葉樹に分けられます。








英語で針葉樹を『ソフトウッド』といい、広葉樹を『ハードウッド』とも言うように

それぞれ特性と硬さが異なり特徴に違いがあります。

針葉樹には主にパイン(松)、ヒノキ(檜)、スギなどがあります。

柔らかく加工がしやすくさらに軽量ということで、DIYなどによく用いられる木材でもあります。

さらに肌触りが良く、木の香りが残りやすいのが特徴。

縦にまっすぐ伸びる針葉樹は、住宅の柱や梁の建築材料として使われる事が多いようです。

また、軽いのでインテリア雑貨や折りたたみ式のテーブルや椅子など移動させたりする場合

持ち運びが楽というメリットがありますよ。

柔らかく肌触りも良いのでキッズ家具にも使われます。




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広葉樹にはナラ(オーク)、ブナ(ビーチ)、ケヤキ、ウォールナット、チーク、マホガニーなどがあります。

これらは非常に硬く、強度もあるので傷が付きにくいのが特徴。

本棚や食器棚など重たいものを収納する可能性のあるものや、家具を長く大切に使いたい方は

重厚で耐久性の高い広葉樹をお勧めします。

寒い地方でゆっくりと育った木は、しっかりと木目が詰まっています。

木目が詰まった硬い木材は揺れにも強いので、ソファや椅子のフレームにも適していて、

傷も付きにくいので勉強机や書斎のデスクなどにもおすすめです。




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広葉樹である「ウォールナット、チーク、マホガニー」は『世界三大銘木』と呼ばれ

世界的にも人気の高級木材になります。

その中でもアンティーク家具に良く見られる「マホガニー材」は、古くから宮殿の装飾などに使われ

高級木材として非常に人気がありました。

耐久性に優れ、軽量で加工がしやすく繊細なデザインができる為、

キャビネットや椅子などの高級家具だけでなく、ギターなどの楽器にも使われています。

マホガニーが人気の理由は、経年変化により艶が増し

赤みがかった味わい深いアンティークな色合いへと変化していきます。

木目の特徴である、「リボン杢」と呼ばれる一定の周期で見られる縦縞模様が、

加工した時に見た目が美しいと言う事でも人気が高い理由のひとつです。




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見た目や色の違いだけでなく、それぞれの木材が持っている性質や特徴などを知っておくと、

より快適に、失敗の無い家具選びができるのではないでしょうか。

木材の種類や特性を知った上で、改めて家具やインテリアを見てみてください。

きっとさらにインテリアが好きになり、家具選びを楽しめるのではないでしょうか。

posted by アピタス at 11:12 | Comment(0) | ◇輸入家具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月10日

居心地の良い部屋づくりのポイント

『好きなものに囲まれて、落ち着いて居心地がいい』と思えるお部屋にしませんか?

なんとなく暮らしにくい、この部屋をどうにかしたい、家具の配置がしっくりこない・・・等

日々考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

家族がくつろげて、生活しやすいインテリアにするにはちょっとした工夫も必要です。

よく言われるのが、お部屋が全体的にごちゃごちゃして落ち着かないという声です。

どうしてもお部屋の中にまんべんなくものがあるとすっきり見えません。

ものの量もありますが、まず密集した所とすっきりした所をつくることで

見た目の印象が和らぎます。







壁も、床も、部分的に何もない面をつくるだけでもすっきりした印象になります。

また、座った時に見える場所を美しく整えるだけでも部屋のくつろぎ感が左右されます。

例えば、雑然としたオープン棚などがある場合は全て見えているという事を意識して

置いて下さい。

どうしても美しく見せられない場合は、中身が見えない扉つきの収納家具に変更するのも

方法ですね。



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部屋の中を快適に、スムーズに動ける動線つくりも大事なポイント。

椅子を引いたり、扉を開けたり、動作する為のスペースが必要なのを忘れて

家具を配置してしまう人も多いですよね。

暮らしやすい部屋にするには、動作寸法を考えた上で家具を配置する事が重要です。

どうしてもスペースが狭くて圧迫感を感じるという場合は、家具の大きさは関係なく

角が無く、細いラインの家具を置くだけでも見た目は全然変わりますよ。

例えばソファの前のテーブルを楕円形のコーヒーテーブルにしたり、

家具の角が面取りされた家具などです。




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雑貨や小物が好きで、ディスプレイを楽しみたい方は、ディスプレイは範囲を決めて

部屋中に散らさないのがポイントです。

部屋のあちこちにディスプレイがあると、ただ散らかって見えるだけになってしまいます。

小さな雑貨はトレイにまとめて飾ったり、小さなフレームも集合させて一つのかたまりにする

というひと工夫でスッキリ可愛く見せる事ができますよ。



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部屋がスッキリ片付いた後・・・さらにお部屋の雰囲気をがらりと良くする方法は、

ランプを一つプラスしてみてください。

間接照明こそ、居心地がいい空間に欠かせないアイテムです。

照明を一つ置くなら、お部屋のコーナーがおすすめ!

コーナーの壁に灯りが広がり、お部屋もふわっと広く感じますよ。

生活感の出る実用的なものも、見ていて美しくおしゃれなものを選ぶことにより

出しっぱなしになっていても美しい生活感が保たれます。

そうする事で生活感も美しいインテリアの一部となるでしょう。







posted by アピタス at 11:19 | Comment(0) | ◇輸入家具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする